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煎茶/凍頂烏龍茶

日本茶 [煎茶]

煎茶

日本を代表する緑茶で、日本各地で生産され、流通量の約7割を占めています。4月下旬から5月中旬に摘み取られる一番茶(新茶)は、ほどよい甘味と渋味が絶妙の味わいを醸し出します。茶葉は、細長い形に仕上がっています。抽出されるお茶の色は黄色で、上質の茶葉は70度くらいの低めの温度、普通の茶葉は90度くらいのやや高めの温度で入れると、煎茶の特徴が引き出され、おいしく飲むことができます。

中国茶 [凍頂烏龍茶] (とうちょううーろんちゃ)

凍頂烏龍茶

台湾中部の凍頂山一帯が産地の凍頂烏龍茶。中国の福建省から烏龍種の苗木を台湾に持ち込み、凍頂山に植えたのが始まりと言われています。他の烏龍茶より発酵度が低いため、抽出されるお茶の色は薄い金色で、花の香りと優雅な味が特徴です。茶葉が丸く丸まり、深い緑のつやがある茶葉が上質とされています。凍頂烏龍茶は品質が高く、台湾の烏龍茶を世界的に有名にしました。

(中国茶提供:中國銘茶樓)

参考文献一覧