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日本と中国の緑茶は不発酵茶で、摘んだ茶葉を発酵が進まないように蒸すか、釜で炒り、酵素の働きをストップさせます。そのため、お茶の緑が残り、お茶に含まれるビタミンCなどの成分が失われません。緑茶の種類によって多少製造工程は異なりますが、基本的な工程を説明していきます。
4月下旬から5月中旬頃に新芽を摘むのが一番茶です。6月にかけて摘むのが二番茶になります。三番茶は7月下旬頃に摘みます。
摘んだお茶の生葉に蒸気を当て、酵素の働きをストップさせます。
熱風の中で揉みながら乾燥させます。