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古くなったお茶の利用法

お茶の保存はどのようにしていたのでしょうか。最近のお茶は、変質を防ぐことを目的に窒素ガスを充填した袋や缶に入っているので、封を切らずに保存してあるものであれば、賞味期限が切れたばかりであれば、品質が落ちていることはありません。封を切らずに冷蔵庫に入れてあれば、製造後半年くらいは大丈夫です。

封を切ったお茶は、湿気を吸ったりして変化している場合もあります。このようなお茶は、ホットプレートでほうじ茶にするとおいしく飲めます。自家製ほうじ茶の作り方は、ホットプレートにアルミホイルを敷き、110~120度に温度設定をして、かき回しながら加熱します。ほうじ茶のよい香りがしてきて、色が少し褐色になれば出来上がりです。熱湯で出せば立派な自家製のほうじ茶になります。

変質がひどくて、ほうじてもおいしくない場合には、ほうじたお茶を冷蔵庫や靴箱に入れておくと臭い取りになります。

(堀川 知廣)