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茶に関する学術研究、関連産業、文化の更なる発展に寄与することを目的とし、優れた学術研究や振興発展に寄与した産業技術、茶のある豊かな生活文化の提案、消費拡大等の優れた成果を、公益財団法人世界緑茶協会が顕彰しています。平成26年度は下記のとおり決定いたしました。
茶に係る優れた学術研究成果
大森正司
(大妻女子大学「お茶大学」校長)
茶の科学的研究の多大な業績
茶の科学的研究の第一人者として、後発酵茶風味成分や、茶の官能テストなど多くの研究実績を持つ。また、メディアにおける茶の機能性・効用の分かりやすい解説など、茶業界に対して大きく貢献している。
その他、公益財団法人世界緑茶協会会長が特に認めた茶に関する成果
榛村純一
((公社)日本茶業中央会会長、(公社)静岡県茶業会議所会頭)
茶業全般に関わる新たな提案とその実現
2002年に出版された「茶の機能」を第一線の研究者80名により約10年ぶりに改訂発刊した。また、機能性の学習運動を提唱するなど、茶の消費拡大と健康長寿の推進に尽力した。
その他、公益財団法人世界緑茶協会会長が特に認めた国際的な茶に関する成果
Joseph P. Simrany
(全米茶業協会前会長)
全米茶業界におけるリーダーシップ
全米茶業協会会長として米国茶業界を牽引し、20億ドルから80億ドルを超える産業に成長させるとともに、米国を世界第6位のお茶消費国へ発展させた。
緑茶の生産または消費に関する革新的技術・創造的新技術・新商品開発
田村友樹
(シャープ(株) 健康・環境システム事業本部 調理システム事業部 副事業部長 兼 商品企画部長)
シャープ ヘルシオ お茶PRESSOの開発
「茶を挽く」「お湯を沸かす」「点てる」の3つの機能を一体化した世界初のお茶マシンを開発。「お茶PRESSO」は当初予定の5倍を上回る月2万台が生産・販売されている。
茶の文化や産業の将来を牽引するような意欲的で斬新な取組み
日本茶専門店 Yasu Kakegawa
(代表 掛川泰治)
パリを拠点に日本茶の普及活動
日本茶をヨーロッパで広めるため、フランスで日本茶専門店を開業。自ら茶産地で情報収集した茶の来歴等を店舗で紹介。日本茶にふさわしい水を提案するなど独自の経営を展開。フランス国内で高い評価を得ている。