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お茶料理の一番のポイントは、料理に合わせてお茶の種類を使い分けること。それぞれの特徴を生かせる方法を覚えて、おいしく上手に料理に活用しましょう。

お茶を一度入れた後の"茶がら"のこと。そのままもしくは刻んで御飯や揚げ物の衣に混ぜたりと、青み野菜の感覚で使います。煎茶や玉露など料理によって使い分けて。冷凍保存をしておくと便利。 茶道でおなじみの抹茶は、碾(てん)茶を石臼でひいたもの。お茶の成分を丸ごと摂れるので栄養満点。各種お菓子や料理のソースなどに湯や水に溶いてから使います。茶せんを使うと便利。


煎茶を粉末にした新タイプのお茶。市販のものもありますが、煎茶をミルサーで8秒位かければきれいな粉末茶に。パウダー状なので抹茶と同様の使い方をどうぞ。 市販の粉茶は、煎茶や玉露の加工途中で出た粉や選別された芽先が原料。煎茶をミルサーに1秒かけても作れます。いろんな料理に混ぜたり振りかけたり、使い方はアイデア次第。


煎茶や番茶などをお湯に入れて出したお茶汁。魚や肉を洗ったり(茶洗い)、煮たり、お粥や茶飯を炊いたりする時に使います。濃さは普段飲んでいる位を目安に。 静岡県茶業試験場が開発したもので、湯蒸しした茶葉を粉砕機でペースト状にし、ビタミンCや卵白を添加したもの。お茶の味が十分味わえる加工素材茶。


お茶にはさまざまな優れた効能があるけれど、お料理に上手に活用してこそ生きるもの。おいしく体に優しいお茶料理のワンテクニック、マスターしましょう。

お茶にはカテキン、アミノ酸、ビタミンCなど水溶性成分と、食物繊維、ビタミンE、カロチンなど不溶性成分が含まれており、それぞれ素晴らしい作用・効果を持っています。特に渋味成分であるカテキンは、抗菌・抗酸化作用の他、血中コレステロールの低下、発ガン抑制作用、さらには虫歯や口臭の予防など、優れた効能がいっぱい。飲むだけでは摂れない栄養素をお茶料理においしく生かして、丸ごと摂取したいですね。



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